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改革の時代、業績アップの鍵はこれだ!【シリーズその3➤非生産業務を切り離し、コア業務に集中!クラウドツールと業務外注で結果に繋がるDX!】

シリーズ第三回目、最終章の今回は、結果に繋がるDX(デジタルトランスフォーメーション)がテーマです。

非生産業務の切り離しによる効率アップや、クラウドツールを使った業務整理&時短術などコツ満載の今回。

具体的にどんな改善策があるのか、例を挙げながらみていきましょう。

⇩その1、その2を見逃した方、おさらいしたい方はこちらからどうぞ⇩

【改革の時代、業績アップの鍵はこれだ!】

●シリーズその1→kintoneで脱アナログ、脱非効率!

●シリーズその2→まずは業務の棚卸

DXへの前向きな対策や、テレワークや非接触型の売買の推進は、特に今年に入ってから、いっきに動きが加速し、認知が広まったのではないでしょうか。

推進の動きはあるものの、

『必要に迫られている感はあれど、何をしていいものやら…』

そんなお声が多いのも事実です。

そこでまず踏まえておく必要があることは、あらゆることをデジタル化すればうまくいくわけではないということ。

職場ごとに適切な手立ては違って当然であり、IT技術を駆使するのか、業務を切り離し外部委託するのか、はたまた両方か等、職場が抱える現状と展望で違ってくるのが当たり前です。

今回の記事を参考に、オフィスを生まれ変わらせて、業績アップにつなげていきましょう!

生産業務と非生産業務の状態を見える化

前回、業務の棚卸として、行っていることを全てリストアップし、見直しをしていきました。

その中から、

生産業務以外を全て抜き出してみてください。

案件ごとの資料探しだって、そのひとつ。

欲しい資料が欲しいタイミングでサクッと出てきたらそれに越したことはありません。

必要なのは資料そのもの、その情報であり、探す手間は重要ではありません。

電話の応対も然り。

『大切なお客様との窓口だから自分が』とお考えでしょうか?

確かにそれは間違いではありません。

ですが、お客様の目的は何でしょうか。

あなたとお喋りすることではなく、

あなたが作り出す、素晴らしいサービスを受取ることがお客様の望みです。

それならば、感じが良く、聞き取りが上手く、営業時間いつでもニュートラルな状態でスタンバイしてくれる電話担当にお任せするほうがより良いサービスとなるかもしれません。

『そりゃそうだけど、専門スタッフ雇えないし…』

『こんな時代に新規スタッフなんて…』

『新しく雇って教育する暇、それこそ無いよ』

はい、その心配も、ご最も。

ではどうやって非生産業務を切り離すのか?

次の項目でみていきましょう。

DX時代の業務改善

さて、

段々改善ポイントが見えてきました。

あとは適切な手を打っていくだけ。

実はやり方はひとつではありません。

A社で大成功したものがB社にそのまま使えるかと言えば、一概にはいえません。

それぞれの経営資源に合ったプランを考えていくのが成功の秘訣です。

また、DX(デジタル・トランスフォーメーション)と言っても、全てをIT化すれば成功するというわけではありません。

最善のポイントをより最適な仕組みに変えていくことが大切です。

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★ササエルではどんな改善法が適切か、ご一緒に考え、ご提案することも可能です。気になる方は、文末のお問合せフォームよりどうぞ。

資料のスマート化

納品した案件の企画書や控え、データ解析等の参考資料、取材を受けた掲載誌…、これらは基本紙資料、かさばるけれど全部を捨てるわけにもいかないし、とはいえ毎日見るわけでもない。

こういったものは、場所や、その量によっては、探すための時間を奪ってしまうものです。

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これを思い切ってデジタル化してしまうという手もあります。

掲載物も場合によってはスキャニングしてデータ化。

それほど頻繁に現物を手に取る必要がないのなら、データ化したあとは、倉庫に預けても良いわけです。一定の温度、湿度で管理される倉庫なら、資料の傷みも防ぐことができます。

そしてデータ化した資料のほうは、クラウドサービスを利用して仕分け

★クラウドサービスについては【その1】で取り上げました。

【改革の時代!業績UPの鍵はこれだ!その1.kintoneで脱アナログ、脱非効率】

こうしておけば、オフィスに並べておかなくても良くなります。

オフィスの面積を節約し、家賃経費を下げることもできるかもしれませんし、商談スペースを広くして、居心地良くし、商談時間もセンスや仕組み作りのPRタイムにても良いかもしれません。

クラウドシステムを利用して仕分けをしておけば、資料を見たいと思った時、

『あれ、どうだっけ』

と検索をかけた瞬間に手元端末で確認できます。

出張中に確認できなくて困ることもありません。

出張や外出時に重要書類を持ち歩くのが、重量や安全性の面からも避けたい場合も、データ化して端末にセキュリティをかけるほうが、万一に備えられるという考え方もありますね。

また、出先で急遽商談となったときも、すぐに資料を提示できるので、契約獲得のチャンスも作ることができるかも知れません。

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日々の電話応対

電話応対に関しては、遠隔秘書サービスを使うのもひとつの手。

携帯を持っていても、一日のうちで空いている時間てなかなかないものです。

打ち合わせ、商談、書類作成…、以前はこれに移動時間も加わって、急な電話にはなかなか落ち着いて対応しにくいのが現実ではないでしょうか。

慌てて対応してしまうと、逆に悪印象になりかねません。

そんなとき、気持ちよく電話を受け、用件を伺って、あとでまとめて伝えてもらえたなら?

より上質なビジネスチャンスにつながるかもしれません。

人間は最初の出来事や雰囲気で七割の印象が決まってしまうと言われています。

時間の節約だけでなく、こうした応対の安心感に気遣うことも、結果に繋げる大切な要素とすることができます。

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ルーティーンワークは外注で効率化

業務にルーティーンワークはつきもの。

これ自体は全く悪いことではありません。

むしろしっかりルーティーン化された業務で売り上げが支えられているのは健全とも言えます。

ですが、更なる業績アップを考えるのであればどうでしょうか。

いくら生産業務だったとしても、経営者やコアスタッフがずっとルーティーンワークに携わってしまうと、新たなサービスを創出できる余裕が無くなってしまいます。

もし、ルールがしっかりとできており、誰が行っても『作業』としてできるところまで整理され、マニュアル化されている業務であれば、信頼できる外部業者に委託という手もあります。

クラウド業務管理システムやストレージ、チャットサービス等を使えば、かなりのことをリモートで進めることができます。

作業系の業務は、委託しやすいとも言えますから、いっきに『時間がない!』という問題が解決してしまうかもしれませんね。

三回に渡って特集してまいりました【改革の時代、業績アップの鍵はこれだ!】シリーズ、いかがでしたでしょうか。

実際はもっともっとご提案できることがあるのですが、文中にも書きましたようにケースバイケースのため、まずはこのあたりで筆を置いてみることにします。

もっと知りたい!』、『自社はどんな変革が可能だろうか?』等、前向きにご興味持たれた方は、是非お問合せフォームからご質問をお送りくださいね。

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改革の時代、業績アップの鍵はこれだ!【シリーズその2➤まずは業務の棚卸!】

まずは業務の棚卸!

思い込みを外して効率化!

前回、その1ではDXや結果に繋がる業務改善の強い味方!クラウドシステムkintoneについて解説致しました。

【改革の時代!業績UPの鍵はこれだ!その1.kintoneで脱アナログ、脱非効率】

『便利なのはわかったけど、どう取り入れたら良いのやら…』

そんなお声に応えるべく、本日は、最初の一歩に何をするのか⁉

を解説していきます。

全ての業務を棚卸

振り返ってみて下さい。

業務の棚卸を最後にしたのはいつでしょう?

一か月前?

年度始め?

事務所開設時?

それとも未着手でしょうか。

もし、まだ手をつけていなければ、

すぐにでも取り掛かって頂きたいのがこの“業務の棚卸”です。

そしてこれが肝心。

手書きでもエクセルでも構いません。

業務リストを作成してみて下さい(在庫の棚卸と同じ要領です)。

こうして業務を“見える化”し、盲点や思い込みを外していきます。

『なんだか忙しい』

『一日がなぜかあっという間』

『予定は詰まっていないはずなのに時間がない』

『もっと業績を伸ばしたいのにスケジュールの上限が』

『なぜかいつも残業』

もし、ひとつでもあてはまるなら、業務改善のチャンスです。

業務“見える化”で改善の策を

『忙しいときに、煩雑な業務のリストアップなんて面倒でやってられないよ』

そんなふうに感じる方もおられるかもしれません。

ですが、その忙しさ、整理されていない業務システムから発生しているとしたら?

例えば、ごみをお部屋に放置すればどうなるでしょうか?

臭いますよね。

生ものなら腐るかもしれません。

ごみを片付けず、いくら消臭スプレーをしても、スプレーを蒔く量と時間だけが浪費され、きりがありません。

健康も蝕まれていきますね。

でも、臭いの元を捨てれば?

一瞬で解決・改善です。

もう消臭スプレーだっていりません。

スプレーのコスト、スプレーを蒔いていた時間と労力もカット、ついでにスプレーのストックを置いていた場所も空けられます。

つまり、

問題の元を特定し、排除・改善する

ことで、

●時間

●資金

●空間

大幅節約されます。

このことにより、整頓され、効率化された新しいワークバランスが手に入り、業績UPを実現していくことが出来るのです。

二つの罠に注意!

『自分がやらなきゃ!』『普通こうだから』を疑え

リストアップが出来たら、一項目づつチェックしてみましょう。

この時、二つの罠に注意してください。

ひとつは

『自分がやらなきゃ!』の罠

ふたつめは

『普通、こうだから』の罠

ちなみにこの二つが絶対だめだというわけではありません。

ですが、業務を改善する場合、この二つを外してみると、

素晴らしい改革が実現できるのもまた事実です。

この見極め、大切なポイントです。

業務は大きく分けて二種類

●生産業務

サービスのメインとなるもの。商品を売る、作り出す業務

●非生産業務

メインサービスのための下支え。在庫管理、電話応対、スケジュール管理、資料作成や整理、経理作業や事務作業

もちろん、どちらかだけが大切なわけではありません。

これらはビジネスの両輪です。

とはいえ、会社の業績を作るのは生産業務

大切だからといって、非生産業務に手間暇かけすぎるわけにはいきません。

ですが、より煩雑なのは非生産業務ということはよくあります。

生産業務に携わるスタッフ(自分含む)が、非生産業務に多く時間を使っていたらどうでしょう。

生産業務に使う時間と労力は削られていってしまいます。

できる限り非生産業務に携わる時間をカットして、生産業務への注力を増やすことで、業務効率を格段に上げやすくなります。

残業が長くなるのも、案外このあたりのことが原因ということも。

業務の棚卸で、『いつものこと』『仕方ない』と思っていた残業の原因と改善策も割り出してみましょう。

ルーティーンワークは外注で効率化

業務にルーティーンワークはつきもの、これ自体は悪いことではありません。

むしろしっかりルーティーン化された業務で売り上げが支えられているのは健全とも言えます。

ですが、業績アップを考えるのであればどうでしょうか。

いくら生産業務だったとしても、経営者やコアスタッフがずっとルーティーンワークに携わってしまうと、新たなサービスを創出できる余裕が無くなってしまいます。

もし、ルールがしっかりとできており、誰が行っても『作業』としてできるところまで整理され、マニュアル化されている業務であれば、信頼できる外部業者に委託という手もあります。

クラウド業務管理システムやストレージ、チャットサービス等を使えば、かなりのことをリモートで進めることができます。

作業系の業務は、委託しやすいとも言えますから、いっきに解決してしまうかもしれませんね。

『すっごく興味出た!でも急にはイメージが掴みにくいなあ…』

それも当たり前、これまでのオフィスの常識とは180度違う…というより、違う次元に移行することになるのですから。

ご自分のオフィスにどんなチャンスが潜んでいるか、

この棚卸大作戦は宝探し以上、宝創りともいえるものです。

もっと知りたい!という方は、お問合せフォームからどうぞ!

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●本日もご覧頂きありがとうございました!

次回はいよいよその3『クラウドツールと業務外注で結果に繋がるDX!』を配信致します。8月26日㈬に配信予定です。

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改革の時代、業績アップの鍵はこれだ!【シリーズその1➤ペンを置け、マウスを握れ!kintoneで脱アナログ、脱非効率】

ペンを置け、マウスを握れ! 

クラウド型業務管理システムで業務の効率一挙解決!

◆さくっとおしごと 定時でおしまい◆

テレワークでも、そうでなくとも、会社全体を見ると、実に煩雑な『困った!』が山積みです。

●〇〇社の△△さんと名刺交換してるの誰⁉

●先月、打ち合わせ行ったのは誰と誰⁉ 何時頃が都合が良かったの⁉ 手土産は何持っていったの⁉

●この案件の前の担当、どんなルートで出張行ってたんだ⁉

●取引先から問い合わせがあった過去案件、自社で担当が何回か変わってる。この時の担当は誰だ⁉

●調べて欲しい取引先の情報、出張先から会社に連絡してるのに、誰もつかまらない!

直接の業務ではないけれど、結果につながるとても大切なあれこれ。

小さなことこそ無視できない!

でもこんなことやってる時間無いのに!

という経験、どなたにもあるのではないでしょうか。

『ぜ~んぶひとまとめにデータベース化されていたらなあ…』

はい、

できますよ。

それを叶えるのがこの【kintone】

クラウド型業務管理システムです

他にも、

テレワーク時や、出張中、こういった経験はありませんか?

●各自やチームの業務の進捗がわかりにくい

●ちょっとした所見を報告したいがタイミングが計りにくい

●扱っている案件の情報を共有したいけど、適切な置き場が無い。

●グループチャットに重要な情報を上げても流れてしまうし、あとから聞かれても対応しきれない

『かゆいところがそのまんま…。こういうのが効率落としてるんだよなあ…』

もし、あなたの会社でこんな声が上がっていたら、まずお試し頂きたいのがこれ、【kintone 】です。

★kintoneのホームページ★

『うわぁ、なんか新しいシステムとか逆に混乱するわ』

と思ったら、

まずはこちらをご覧ください👇

★動画 kintoneでできること★

このシステムひとつでオフィスの様々な部門の煩雑な問題が、いっぺんに解決されてしまいます。

非生産業務を切り落とす

⇩⇩⇩

コア業務に集中‼

止められたって業績が上がってしまう図式の完成です。

テレワークが推進されている昨今、情報はクラウドシステムで共有化がスタンダードとなっていくことが予見されており、着々と進められています。

時代のキーワードは、

◎脱アナログ

◎脱属人

クラウド化でリモートワーク強化は、成長の必須項目とも言えます

まずは社内把握と基幹ベースの整理から。

劇的な身軽さと情報共有の利便さを体験したら、もう元に戻る気は起きません。

作れた時間と余裕で更なるチャレンジをするもよし、定時に終わって家族とくつろぐもよし。

全ての鍵はkintone、そして扉を開くのはあなたです。

『導入を検討しているが、自社に即した使い方が今一、イメージできないんだけど…』

そんなときもササエルに。

組織にあった導入にはどんなパターンが考えられるかご提案することもできます。

迷ったらまずこちら👇 多角的なアドヴァイスでブレイクスルーを目指しましょう。

★ササエルへのご相談・お問合せはこちらから★

会社を守る!経営者のハラスメント対策

ハラスメント特集第三回目、今回は、経営者の対策を特集します。

もちろん、就労者の方にも無関係ではありません。

事業主が法律で義務付けられていることを知り、落ち度があれば適宜順守を願い出られるようにしておくこともハラス職場のハラスメント防止に繋がります。

明るみに出たときは被害が大きくなっていることも多々あるのがハラスメント問題。後味も悪く、取り返しがつかない事態も。

しっかり防止して、成果への可能性を拡げていきましょう。

法律で制定!企業のハラスメント対策

「改正労働施策総合推進法」により、職場のパワーハラスメントの防止を企業に義務づけることが法律で決まり、2020年6月から施行となりました。

※中小企業においては2022年4月から施行となり、それまでは努力義務となります。

★厚生労働省の職場のハラスメント対策ページ


パワハラの内容が悪質な場合は企業名の公表も検討されています。

感染症等で世界的に不安定である昨今、休業や感染症対策をしながらの営業等、ストレス下における慣れない現場対応を与儀なくされていることが多いのではないでしょうか。こういった状況はハラスメントが発生しやすいときともいえ、平素よりもより注意が必要と言えます。

テレワークだから安心、とも言いきれません。

テレワーク中は問題が可視化されにくいともいえ、より注意が必要なこともあります。

社風や各職場、部署にあった対策が必要

夏季休暇のシーズン、先手を打ってしっかりと対策することにより、業績アップを目指せる健全な職場に整えていきましょう。

★厚生労働省の職場のパワハラ・セクハラ対策パンフレット

どんな注意が必要か?

厚労省から配信されているポイントをみてみましょう。

事業主が講ずべき措置

  1. 1.ハラスメントの内容、方針等の明確化と周知・啓発
  2. 2.行為者への厳正な対処方針、内容の規定化と周知・啓発
  3. 3.相談窓口の設置
  4. 4.相談に対する適切な対応
  5. 5.事実関係の迅速かつ正確な確認
  6. 6.被害者に対する適正な配慮の措置の実施
  7. 7.行為者に対する適正な措置の実施
  8. 8.再発防止措置の実施
  9. 9.業務体制の整備など、事業主や妊娠等した労働者等の実情に応じた必要な措置
  10. 10.当事者などのプライバシー保護のための措置の実施と周知
  11. 11.相談、協力等を理由に不利益な取扱いを行ってはならない旨の定めと周知・啓発

『確かに』と頷けることばかりですが具体的には職場や業種によっても違ってくるので簡単ではないかもしれません。

個人の感性も係わる場合があるハラスメント問題、業務内容や職場の雰囲気もあり、どんなふうに気をつけていくのが最善なのか、難しく感じることもあるかも知れませんね。

また、就業規則に書かれていても、具体的にどうしたら良いか、現場責任者が悩むこともあるでしょう。

判断に悩む場合、まずは公的機関の配信やパンフレットをガイドラインとし、

それでも具体的に考えにくいというときは、まずはまるごとササエルにご相談ください。

専門家の豊富な知識と丁寧なご提案で、問題解決を一緒に図ってまいりましょう!

★ササエルへのご相談・お問合せはこちらから★

ハラスメントする人『ハラッサー』にならないために

前回、ハラスメントの定義を確認しました。

当事者でなかったとしても、ハラスメント感度が低いとどんなリスクがあるのかということに触れていきました。

★記事はこちら⇩⇩⇩

★5秒でおさらい★

ハラスメントの定義

他者に対する言動等が

本人の意図とは関係なく、

相手を不快にさせている

尊厳を傷つけている

不利益を与えている

脅威を与えている

分野・立場を問わず、相手の立場や気持ち、尊厳を踏まえた言動がとれなかった場合は、全てハラスメントになる可能性がある

ということでした。

定義はわかったけれど、感じ方は人それぞれとも言え、育った環境も価値基準もわからない相手に対し、ニュートラルな態度とはどういったものなのかわからない……

価値観も就労形態も多様化する今、戸惑う人が増えているのも事実です。

社則として決めている企業もありますが、全体としてはなかなかケアが行き届きにくい分野です。また、ハラスメントは社外の関係でも起こるものなので、それぞれに新たな概念として知識やバランス感を培っておくことが大切です。

自分の身を守るため、また、自分が『ハラッサー』にならないために、ハラスメントのグレーゾーンを見ていきましょう。

今回は職場のパワハラチェックです

する側、される側、両方の可能性からみていきましょう。

厚生労働省から、「職場のパワハラ」定義が配信されています。

~職場のパワーハラスメント定義~

同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える、又は職場環境を悪化させる行為

では、具体的にはどんなことか、凡例をみながらチェックしていきましょう。

『何でできないの?』

『どうしてできないの?』

『ありえないでしょ』

『これまで何を学んできたんだ!』

これらは仕事を教わる立場のときに、言われた体験があるという方もおられるかも知れません。

昔は終業後に「おー、つきあえー」なんてそのまま上司と一杯呑みながら、「お前の将来のために厳しくしてるんだ、俺もつらいんだよ」なんてことで終わりになることもよくあったのではないでしょうか。

もしご自身の中にこれが当たり前のこととして根ざしていたら、即捨てて下さい。

もし、あなたが今言われていたら、そして苦痛を感じていたなら、すぐに然るべき立場の方、もしくは機関に相談してみたほうが良いかも知れません。

もしくは、あなたが、これらをそのまま使っていたら、パワハラ上司度、かなり高い可能性大です! (ちなみに「一杯つきあえ」もNGです)

この言葉により、相手がもし精神的に追い詰められていったとしたら、それは立場を利用した「能力否定」となり、間違いなくパワーハラスメントになります。

対面だけではなく、メールや電話だけでも同じようにNGです。

「打たれ強そうだから」

「運動部だったって言ってたし」

「無表情だから気にしてないかな」

その価値観、全部×です。

例え笑っていたとしても、心の中まではわかりません。

自分は耐えてきた、自分は気にしない、は通用しないのです。

また、自分が今、これを言われる立場にいて、とてもつらく、職場に行くことすら憂鬱になってしまうようなら、パワーハラスメントにさらされている可能性があります。

すぐに職場の然るべき立場の方に相談するか、該当する立場の方がいなければ、ササエルにご相談下さい。

これもパワハラグレーゾーン◆

「こんな簡単なこと、なんでできないの?」

「できない理由は何なの?ほんと理解できない」

「無理なことは言ってないよね?」

改善のポイント

●他者に接する態度の基準は“自分の体験だけ”は大変危険なことです。

自分の価値基準を押し付けていないか? 言動・態度を常に振り返り慎重に。

問題があれば具体的に指し示し、どうしたら改善するか提示する。溜息やちょっとした動作でも緊張感やプレッシャーは起こりえるもの。無意識にしていないか? 自分の態度を振り返ってチェック。

ミス共有

チームを組んでプロジェクトを進行している場合、成功もミスもみんなのものとして共有すること自体は悪いこととは言えません。

共有することでミスの再発を防ぎ、誰かが出せた成果は、チームのノウハウとして蓄積できます。達成感を共有していくことも、更なる成果に繋げられる大切な事かも知れません。

けれど、ミス共有が吊るし上げのようになってしまったら、それはハラスメント行為です。

仲間がいる前で、「○○君のようなミスは絶対にしないように」と言う発言や、強く非難することも避けるべきです。

強いプレッシャーを与え、恐怖心をあおって結果を出させるやり方は、パワーハラスメントと結びつきやすく、要注意です。

また、もし今こういった状況の中にいて強いストレスを感じながら業務にあたっている場合、すぐに相談したほうが良いでしょう。

◆これもパワハラグレーゾーン◆

・同僚がいる前で、ミスを挙げ連ねたり、大声で怒鳴ったり、避難するような態度をみせる。

・チーム全員へ過度にミスの共有をさせ、吊し上げのような状態を作る。

・メールで共有やチーム内の掲示板に書き込む等の電子ツール内のことでもNG

改善ポイント

●ミス共有が必要な場合、事実と解決策や改善案だけを共有

●絶対に間違うな!絶対に契約を取れ!など、結果を求めるあまり、かける言葉が過度のプレッシャーになっていないか充分に気をつける

●進捗管理も行き過ぎればパワハラ。程度やタイミングは適切か? しっかりと見極め、言動を振り返る。

まだまだありますが、今日はこのくらいにしておきましょう。

事例を知っていることも大切ですが、最も大切なことは振り返り、検証できるかどうかとも言えます。振り返りや自己検証は、ハラスメントの防止や回避に役立ちます。

客観視が難しいと感じた場合、その点を相談することも大切です。

業務内容も、職場の雰囲気も、そこそれぞれ。

パワハラ回避で慎重になりすぎると、適切な指導ができなくなるケースも。

ケースバイケースでもあり、簡単なことではありませんが、指導的な立場に立っている場合、頭の中には常に“パワハラ行為とそうでない行為の線引きがどこか”意識しておくことは大切なことです。

教わる立場や請け負う立場にいる場合も、自分がどんな状況にいて、どんな態度で接されているのか、相手がどんな価値観の持ち主なのか等、常に認識しておくことが賢明です。

いざ相談となったとき、どんな状況で何が起こり、自分はどう感じたのか、他のスタッフと同じか違うのかなどを認識していれば、より解決への道が開きやすくなるかも知れません。

『ツライ』と感じたとき、決して一人で悩まないこと。

自分だけが悪いと思わないこと。

我慢だけが解決だと決めつけないこと。

これらを忘れないでいて下さい。

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気付いてますか?それ、ハラスメント!

大丈夫ですか?あなたの職場。 ハラスメントは気付かれにくい!

昨今、話題になることも多くなったハラスメント。

いったい何を表す言葉か、はっきりとご存知ですか?

ハラスメントの問題は、水面下で起こりやすく、顕在化しにくいもの。

シロアリの被害のように、表に出たときは問題が大きく大変な被害になっていることが、過去の事案から多くみられます。

ハラスメントの定義

ハラスメントの語源はフランス語。

<harasser=ひどく疲れ果てさせる>を語源にしています。

『○○ハラスメント』という言葉、以前より種類が増えたと思いませんか?

セクシャルハラスメント

モラルハラスメント

パワーハラスメント

マタニティハラスメント

子育てハラスメント

等々…

問題が増えたから?

いいえ、違います。

これは、

問題が顕在化しだしただけと捉えられています。

ハラスメントの定義

他者に対する言動等が

本人の意図とは関係なく、

相手を不快にさせている

尊厳を傷つけている

不利益を与えている

脅威を与えている

とされています。

ですから、分野・立場を問わず、相手の立場や気持ち、尊厳を踏まえた言動がとれなかった場合は、全てハラスメントになる可能性があるのです。

概念がなかった社会、教育をされなかった世代

少し前まで、日本の社会には『ハラスメント』という概念自体が人々の認知に上がっていませんでした。

労働者の『尊厳』という概念ですらあまり知られていなかったかもしれません。

むしろ『がまん』が美徳であったり、『黙って耐える』人物像を模範にしていた傾向が強く、潜在的に色濃く残っている可能性は否めません。

意識的に組織を上げて改革、取り組みしていかなければ、地雷のように問題の種をはらみ続けてしまいます。

また、今では小学生でも知っている言葉ですが、一定の世代より上は、かろうじて単語だけ、本質的な理解には及ばず、意識が時代から置いてけぼりということも十分予測されます。

もし、あなたがいる組織で対策が取られていないのであれば、自己防衛の意識は何倍も強く持っていたほうが良いかもしれません。

何かあったら『気のせい』なんて絶対に思わず、すぐに適切な人や機関に相談するのがベストです。

それは、同じ被害に合う方を助けることにもなります。

テレワーク時代、必須の取り組み

テレワークが推進されている今、この『ハラスメント』問題への向き合い方がより問われる時代になったとも言えます。

経営者の方は、職場の意識向上や監査、防止に早急に取り掛からなければ、被害はますます見えにくく、甚大になることも考えられます。

また、ハラスメントは社外の組織や人物からも起こります

大切な自社スタッフの安全・安心は、継続的な業績アップの大切な鍵です。

しっかり守られているのか、常に気を配るべきことのひとつです。

問題の種が飛んでこないよう、また飛来してもすぐに摘み取れるように対策が必須です。

水面下での腐食が進んで、顕在化したときは大ごと!というケースが多くあります。万一のことがあれば、業績どころか会社の存続も危うくなってしまうこともあるのです。

残念なことに、せっかく育てた可能性ある人材の喪失が同時に起こることも多いのが、ハラスメント問題の大きな特徴です。

被害を受けた人、また、その事件を許せないスタッフが会社を去るだけでなく、尊い命まで失われたり、重大なトラウマを負わせることもあるのです。

企業からみたハラスメントのリスク

ハラスメントは個人間の問題では収まりません。企業側も率先して撲滅させるべき理由があります。

そのリスクとは、大きく分けて三つです。

①訴訟のリスク

組織内での業務中のハラスメントとなれば、使用責任や、安全配慮義務違反による債務不履行責任などの責任を負うことになります。

②人材喪失リスク

ハラスメント発生

・職場風土の悪化

・職場の生産性低下

・士気低下

◆人材の流出発生

◆うつ、適応障害の被害

深刻な職場崩壊

③社会的リスク

◆ハラスメントが理由でうつや適応障害を発症した場合

深刻な場合、労働災害と認定

◆情報が開示、拡散される

企業の社会的信用の喪失

ハラスメントへの対策と対処

ハラスメントへの対策とどういったものがあるでしょうか?

対策窓口を設置する?

悪くはありませんが、これだけではベストと言えません。

なぜなら、調査によると、

ハラスメントを体験した方は、

窓口が設置されていても、誰にも相談しなかった”という方が、44%にも上ることがわかったからです。

なぜ社内の相談窓口を使わなかったか?

この理由はいくつもあるかと思いますが、社内での人間関係に不振を持ってしまったら、誰のことも信じられなくなる心境になってしまっても不思議ではありません。

『守秘義務を守ります』といわれても、信じられなかったのかもしれません。

ササエルは、様々な企業様の事情を伺ってきました。

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闇雲に『がんばれ』や『がまん』で片づけたりしません

あなたのいのちが大切です

このコロナの時代、どんな時間となるかわからないのに出費、心にも負担ですよね。

最初のご相談は“お試し”で、無料とさせて頂きます。

だから緊張せずに、心の荷物をお話ください。

重たい荷物を降ろして、あなたが再び軽やかに活躍なさるそのときまで、ササエルはあなたのこころを支えさせて頂きます。

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