今年は雨多めの五月と予想されていましたが、更に梅雨入り前に大雨に警戒するようにという配信も。
雨があがっていても、五月のカラリとした陽気ではなく、今後は蒸し暑さを見越してしっかり対策した方がよいそうです。
厚生労働省からも18日、注意喚起がありました。
(厚生労働省の情報ページにリンク)
特に、熱中症への注意が必要なのは
●高齢者
●障害児(者)
●小児、乳幼児
とあり、該当する方々に対しては、周囲が協力して注意深く見守る等、重点的な呼びかけをするよう注意しています。
小児、乳幼児への注意、自宅から出ない高齢者への注意はここ数年で周知されてきましたが、職場での取り組みとなるといかがでしょうか。
例えば、
シニア採用や障碍者採用に積極的、もしくはこれから取り組もうと考えておられる職場の場合。
平素の取り組みよりも更に注意深く予防対策や、そのためのチェック項目を設ける必要が出てくるかもしれません。
熱中症対策といっても、年ごと、状況ごとに変わって当然です。
『うちは五年前にいち早くマニュアル作ったし、万全ですよ!』
そういう責任者の方もおられるかもしれません。
ですが、
一年二年と経てば、同じスタッフも年を重ねています。
例年より早く、強い蒸し暑さが訪れるかもしれません。
新人さんの体質はどうでしょうか?
慣れない職場環境での気候の変動は思った以上に堪えるということも。
他にも職場毎に気を付けておきたいポイントはいくつもあります。
こういうことを考慮するならば、
防災対策と同じように、熱中症対策も一回制定したら終わり…というわけにはいきません。
シーズンごとの見直しと振り返りは必ず行うことをお勧めしています。
熱中症患者が発生したら
また、熱中症患者が発生した際には、救急医療機関等で適切に受け入れ、治療がなされるよう、貴管下の
医療機関等への注意喚起及び周知徹底も呼び掛けられています。
厚生労働省ホームページに、日本救急医学会作成の「熱中症診療ガイドライン2015」を掲載するとともに、「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントがまとめられています。
環境省の熱中症予防情報サイトの活用も勧められています。
✿弊所でも毎年情報シェアさせて頂いております。
前回のこちらの記事もご参考になりましたら幸いです。
湿度が高いことも、熱中症にかかりやすくなる条件の一つです。さらに、風が弱い、日差しが強いといった気象条件や、締め切った室内、エアコンがない所といった環境も、熱中症を引き起こします。
対策に困ったり、忙しくて職場環境の見直しに手が回らないようなときも、どうぞお気軽にご相談ください。
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熱中症対策のために進行計画をペースダウンすることもあるかもしれません。
その前に業務改善に取り組み効率を上げておくと心強いですね!
蒸し暑くても気持ちはさわやかに、成果へつなげていきましょう。
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