令和4年4月から、中小企業に対してもパワハラ防止措置が義務付けられています。
対策は万全でしょうか?
新入社員の受け入れ、教育担当や異動なども含め、慣れない環境になった方も多くおられると思います。
手引きや研修等で準備はしていても、定期的に見直しがないと対策にほころびがあっても気づきにくいものです。
調査では、
「パワハラ対策と適正な指導との困難」等の悩みを抱えている実態が明らかになっています。
このため、ハラスメントの定義や実例、防止措置・事後対応等に至る一連の流れに対する取り組みが必要と言われています。
◎管理監督者自身が感情的になってしまった場合
◎部下がキャパオーバーとみられる場合
どちらも
「日を改めて指導」するのが望ましいと考えられています。
特に、部下がキャパオーバーになってしまい泣き出してしまうなどの状況になった場合は、いったんお話しを停止し、あらためて場を設ける必要があることも。
専門機関からは、
「部下が泣いている間は、何をいっても論理的に理解されず、叱られたという記憶のみが残る」と指摘しています。
上の立場になったとき、“自分が若い頃”を参考にしがちですが、時代も世代ごとの価値基準も急速に変化しています。
常に“今現在”を的確に把握し、過去基準ではなく、現在と未来へ向けた対策が必要となります。
『そう言われても、どうしたものやら…』
『業務が忙しくて正直、繊細なことを考えていられない…』
こういったお声は実はとてもよく上がります。
時々刻々と変わる社会の状況に対応しながら業績を上げなければならない今、
“むしろ労わられたいのはこちらです!”
という本音、管理者の方や経営者様もお持ちかもしれません。
もし、
こういったお悩みがある場合も、どうぞ弊社までお気軽にご相談ください。
弊社社長はやし を始め、心理学系の資格やキャリアコンサルタントの資格を持つスタッフもおり、トータルでバランスの良い職場を目指し、改善をご支援させて頂けます。
★はやしの保有資格は174資格になりました
そもそもGWが終わった後は、“5月病”が起こりやすい時。
気候が温かくなり、活動がしやすくなる分、注意が必要な時期でもあります。
重ねて今年は寒暖の差が激しく、こういうときは自律神経も疲弊しやすいため、心身の健康作りにも平素より注意が必要と言われています。
そういう時は作業効率も上げにくいもの。
様々な観点から盲点を無くし、健全な職場で継続的な成果アップを狙っていきたいものですね。
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