大丈夫ですか?あなたの職場。 ハラスメントは気付かれにくい!
昨今、話題になることも多くなったハラスメント。
いったい何を表す言葉か、はっきりとご存知ですか?
ハラスメントの問題は、水面下で起こりやすく、顕在化しにくいもの。
シロアリの被害のように、表に出たときは問題が大きく大変な被害になっていることが、過去の事案から多くみられます。
ハラスメントの定義
ハラスメントの語源はフランス語。
<harasser=ひどく疲れ果てさせる>を語源にしています。
『○○ハラスメント』という言葉、以前より種類が増えたと思いませんか?
・セクシャルハラスメント
・モラルハラスメント
・パワーハラスメント
・マタニティハラスメント
・子育てハラスメント
等々…
問題が増えたから?
いいえ、違います。
これは、
問題が顕在化しだしただけと捉えられています。
~ハラスメントの定義~
他者に対する言動等が
●本人の意図とは関係なく、
●相手を不快にさせている
●尊厳を傷つけている
●不利益を与えている
●脅威を与えている
とされています。
ですから、分野・立場を問わず、相手の立場や気持ち、尊厳を踏まえた言動がとれなかった場合は、全てハラスメントになる可能性があるのです。
概念がなかった社会、教育をされなかった世代
少し前まで、日本の社会には『ハラスメント』という概念自体が人々の認知に上がっていませんでした。
労働者の『尊厳』という概念ですらあまり知られていなかったかもしれません。
むしろ『がまん』が美徳であったり、『黙って耐える』人物像を模範にしていた傾向が強く、潜在的に色濃く残っている可能性は否めません。
意識的に組織を上げて改革、取り組みしていかなければ、地雷のように問題の種をはらみ続けてしまいます。
また、今では小学生でも知っている言葉ですが、一定の世代より上は、かろうじて単語だけ、本質的な理解には及ばず、意識が時代から置いてけぼりということも十分予測されます。
もし、あなたがいる組織で対策が取られていないのであれば、自己防衛の意識は何倍も強く持っていたほうが良いかもしれません。
何かあったら『気のせい』なんて絶対に思わず、すぐに適切な人や機関に相談するのがベストです。
それは、同じ被害に合う方を助けることにもなります。
テレワーク時代、必須の取り組み
テレワークが推進されている今、この『ハラスメント』問題への向き合い方がより問われる時代になったとも言えます。
経営者の方は、職場の意識向上や監査、防止に早急に取り掛からなければ、被害はますます見えにくく、甚大になることも考えられます。
また、ハラスメントは社外の組織や人物からも起こります。
大切な自社スタッフの安全・安心は、継続的な業績アップの大切な鍵です。
しっかり守られているのか、常に気を配るべきことのひとつです。
問題の種が飛んでこないよう、また飛来してもすぐに摘み取れるように対策が必須です。
水面下での腐食が進んで、顕在化したときは大ごと!というケースが多くあります。万一のことがあれば、業績どころか会社の存続も危うくなってしまうこともあるのです。
残念なことに、せっかく育てた可能性ある人材の喪失が同時に起こることも多いのが、ハラスメント問題の大きな特徴です。
被害を受けた人、また、その事件を許せないスタッフが会社を去るだけでなく、尊い命まで失われたり、重大なトラウマを負わせることもあるのです。
企業からみたハラスメントのリスク
ハラスメントは個人間の問題では収まりません。企業側も率先して撲滅させるべき理由があります。
そのリスクとは、大きく分けて三つです。
①訴訟のリスク
組織内での業務中のハラスメントとなれば、使用責任や、安全配慮義務違反による債務不履行責任などの責任を負うことになります。
②人材喪失リスク
ハラスメント発生
⇩
・職場風土の悪化
・職場の生産性低下
・士気低下
⇩
◆人材の流出発生
◆うつ、適応障害の被害
⇩
深刻な職場崩壊
③社会的リスク
◆ハラスメントが理由でうつや適応障害を発症した場合
⇩
深刻な場合、労働災害と認定
◆情報が開示、拡散される
⇩
企業の社会的信用の喪失
ハラスメントへの対策と対処
ハラスメントへの対策とどういったものがあるでしょうか?
対策窓口を設置する?
悪くはありませんが、これだけではベストと言えません。
なぜなら、調査によると、
ハラスメントを体験した方は、
“窓口が設置されていても、誰にも相談しなかった”という方が、44%にも上ることがわかったからです。
なぜ社内の相談窓口を使わなかったか?
この理由はいくつもあるかと思いますが、社内での人間関係に不振を持ってしまったら、誰のことも信じられなくなる心境になってしまっても不思議ではありません。
『守秘義務を守ります』といわれても、信じられなかったのかもしれません。
ササエルは、様々な企業様の事情を伺ってきました。
かたちばかりになってしまう可能性のある窓口よりも、まずは一緒に、職場にぴったりフィットした有用な手立てを探してみませんか。
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